• テキストサイズ

あなただけには敵わない

第6章 約束しよう


「…そうだ、これから学校では赤羽って呼んで」

「え?」

「誤解されてゆいなちゃんに迷惑かけたくないし、俺は百瀬さんって呼ぶし」

「で、でも…」

「俺はゆいなちゃんにE組に行くようなことになってほしくない、TOP10じゃなくなったら外出禁止でしょ?もっと会えなくなるじゃん」

「…わかった」

カルマくんはカルマくんなりに

私のこと考えてくれたんだよね

でも…でも…

すごく寂しい

「そのかわり、学校から遠くのところでデートして、お泊まりとかもたくさんして、寂しい思いは絶対させない」

「…え…」

「約束する、絶対に寂しい思いさせない、もし寂しくなったら会いに来てもいいし、俺が迎えにだって行く」

「本当に…?」

「本当に、だからさ俺と約束してほしい」
/ 123ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp