第4章 高嶺の花が乱れるまで
この作戦でなんとか
お風呂まで持ち堪えた
…お風呂出たらもう8時は確実にすぎてる
さぁどうしようか
1番ヤバいんだよな
ゆいなちゃん、頼むから露出少ないのにして
「お待たせ〜そしてどーんっ」
ゆいなちゃんはさっそく抱きついてきた
そして驚いた
「…短パン……」
「?だって暑いでしょ?最近」
「いやそうなんだけど…」
この普通の組み合わせが
こんなに可愛くなるなんて
ゆいなちゃんだからだな
「カルマくんっぽいでしょ?」
「え?」
「カルマくんの彼女っぽいの選んだの、可愛いよりこういう普通の着たほうがぽいかなーって」
「なにそれ…可愛すぎ」
抱きしめると
「惚れちゃっていいよ」
「もう惚れてるし」
「知ってるよ」
ドキッとした
ゆいなちゃんはいろんな顔するよね
本当に心臓に悪い
「そんなにくっついてると襲っちゃうよ」