第15章 バレちゃった
「カルマちょっと寄り道して行かない?」
「おーいいね〜」
駅前を渚と歩いていたら
ふとカフェに目が止まった
「どうしたの?」
「あれ、ゆいなが好きそうだなって」
「へぇそうなんだ、今度連れて行ってあげたら?」
「できても卒業してからかな、学校近いしバレそうだしね」
「そっか最寄りだもんね」
また歩き始めようとした時
店の中の女子2人に目がいった
「あれ…片岡?」
「本当だ、片岡さんと…うーんここからじゃ見えないね」
「いやあの髪飾りはゆいなの」
「えっ!じゃあ片岡さんと百瀬さんが2人で!?」
「…だと思うけど、仲良いのあそこ?」
「わからないけど…でも珍しい組み合わせだよね」
「ね、まぁ別にいいんだけど」
男じゃなければなんでもいいし