第4章 学
部屋の中には学長らしき人と教師らしき人が既に居た
「お前らの担当の夜蛾だ、お前らのことはよく知っているよ五条悟に特級呪霊」
私のことを呪霊扱いされたのが気に食わなかったのか悟はちっ、と舌打ちをしている
「そりゃどーも」
「……」
悟の態度に夜蛾先生はチラリとこちら見ると
お前らの他に1年は2人いるんだがあいつらに説明はしてある、校内の案内は頼んであるから教室へ行け
と言われて追い出されてしまった。
夜蛾先生に追い出された私たちは教室へと歩いていた
「あいつのこと呪霊扱いしやがって…」
「私は大丈夫だよ…でも別に私呪術じゃなくても死ぬんだけどなぁ〜」
毛先を人差し指に絡めながら歩く。
「俺でもまだ正直に言うとの体については分かってないんだよ、でも、それでも呪霊扱いだけは許せねぇわ」
「悟は優しいねぇ…あの時もだけど面白いってだけで私を連れてきちゃうし世話してくれるもん」
高専の制服は教室にあるらしく中学の時のセーラータイを解き、髪の毛をポニーテールにする。
「………。」
その様子を悟はガン見してきてポソッといった
「お前、それはヤメロ」
悟は私のセーラータイを解くと髪型をハーフアップにした。
「え〜邪魔じゃない??」
そんな他愛ない話しをしていると教室に着いた。