【銀魂逆ハー】真選組最強剣士が美少女過ぎる件について
第2章 かぶき町と愉快な仲間たち
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前回から引き継ぎ私の条件にあった仕事が最後に1つだけあるらしい
妙「その仕事って言うのはね…」
「はい」
妙「真選組の女中よ!」
「しんせんぐみ…じょちゅう…なんですかそれ?」
初めて聞く単語に疑問符を浮かべていると妙さんが1枚のチラシを取り出した
【真選組女中募集】とだけ書かれた紙を私には渡す
妙「ちゃんなら器用そうだしその見た目だもの、書類審査とかは一発よ!」
とグッドポーズをして進めてくる
「でも…」
妙「ね!ちゃん!受けてみましょうよ!」
妙さんがそこまで進めてくれた仕事だ。これを断るのは1日付き合ってもらったのに申し訳なさ過ぎる
それに女中なら仕事は家事中心になるはず
それぐらいだったら私にも出来るかもしれない
「分かりました、妙さんがそこまで言うのなら受けてみます!」
妙さんは今すぐにでも真選組に向かおうとしてたけど今日はもう夕暮れ時なので明日改めて向かうことにした
妙「じゃあちゃん頑張ってね!」
「はい!ありがとうございました!」
妙さんと別れて家に着いた
2枚の写真に手を合わせ
「ただいま」
と一言
今日は色々なことがあったな
万事屋さんと出会って妙さんと出会って、さらには仕事場まで紹介してくれた
今日はもうお風呂に入って寝ようかな
色々なことがありすぎて疲れてしまった
湯船に浸かりこれからのことを考えてみる
もし女中の仕事に採用されたら、何とかして1人で生きていけるだろうか
"あの人"のことも考えず生活できるのだろうか
ふとあの人のことを考えぞくりと背中を震わせる
そんな恐怖を振り払うように勢い良く湯船から上がる
少し逆上せたのだろうか、ふらつく意識を何とか保ち明日の身支度や部屋の片付けを済ませてベッドにもぐる
そして布団の中で呟く
「お母さんお父さん、白月先生これから頑張るから見守っててね」
そしてゆっくりと私の意識は睡魔へと飲まれていった