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〈進撃の巨人 ハンジ・ゾエ〉ねぇ、ハンジさん。

第3章 CUT



転生…まぁ、生まれ変わりとでも言ったところだろうか。前世?というのだろうか、ハンジ・ゾエだったときの記憶も持っていて、姿形もまったくと言っていいほど同じ。
眼鏡まで一緒なんだから笑ってしまう。

ここまででも充分衝撃なんだけど、さらに驚くべきことがあった。

ちょうど去年の今頃。仕事を終えて電車に揺られて帰宅していたときだった。
いわゆる帰宅ラッシュってやつなのかな。
かなり人が多かったから、つり革に掴まってぼんやり考え事をしてた。
帰ってから何食べよ、でも作んのめんどくさいなぁ、なんて。
次の駅を知らせるアナウンスが遠くで聞こえて―――

『もしかして、ハンジ…か……?』

「_____リヴァイ……………っ!!」

ふやけた意識の中でハッキリと聞き取れた、聞き覚えのある声。
私に声をかけたのは嘗ての仲間であったリヴァイ・アッカーマン。
人類最強という肩書を背負い、巨人と戦い続けた彼だった。

リヴァイは今、赤間 という名前になっている。
苗字は前世の姓に影響されて、“アッカーマン”が“あかま”になったのだろう。

転生してるのは私だけじゃない。
そうなると、あの子も_____そう考えずにはいられなかった。

「リヴァイ、私以外の仲間に出会った?」

咄嗟にそう尋ねると、彼の死にかけた表情筋から感じられる微かな変化からリヴァイが微笑んでいるのが分かった。
とはいえ、私以外から見たら変わらない仏頂面だろう。

『あぁ。つい最近、エルヴィンと再会した。今は起業家として活動してるみてぇだ』

「エルヴィンも転生してるんだ!なんか嬉しいなぁ」

起業家とはまた彼らしい。
この世界では幸せに生きられているといいなぁ、なんて。
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