第4章 溶けたキャラメルのよう[マルコ裏夢]
マルコ[とにかく、今は休め…休めば少しは楽になるよい]
そういってマルコは頭を撫でてくれた…
昔からマルコはこうして頭を撫でてくれる。とても心地いい…
[ありがとう…マルコ、お願いがあるの…]
マルコ[なんだよい?]
[一緒に寝て欲しいの…昔よく一緒に寝てくれたでしょ?]
マルコ[ばっ、昔と今じゃ違いすぎるよい!それに、今のお前は…]
[お願い…そうしたら治るから…]
そう話しては渋々横になってくれるマルコに嬉しくて昔のように抱きついては、少し戸惑うようなだめだという反応に何故と聞き返し_
マルコ[いいから離れるんだよい…]
[いや…離れたくない…マルコのそばがいいっ]
マルコ[……ッユフィ]
ばっと体勢変えられ手首掴まれては見下ろされるようにマルコが上に跨って
[……マルコ?]
マルコ[…今のこの状況、分かってるのか?男に…組み敷かれてんだよい、お前の力じゃ俺は退かせねぇし、太刀打ちできねぇよい]
そういうとマルコは私の頬を撫でてはそのまま衣服の留め具を外し始める_
[ぇ、マルコ…一体何を…]
マルコ[おめぇは俺の事を兄貴だと思ってるかもしれねぇが、俺は…お前を女として見てんだよい。変な媚薬入の菓子を食いやがって…お前のその状態は媚薬で男を誘ってる風にしか見えねぇんだよい]
胸元を緩められ首筋にマルコの唇が吸い付き、少し驚くもそれよりもマルコが言った言葉の方が驚いた_
(私を…女として見てる…?)