第1章 日常
side:M
和「じゅ、、く、ん、、」
「っおい!ニノ!しっかりしろ!」
ニノの額を触ろうとしたけど、その前にニノの身体が傾き始めて、俺は咄嗟に身体を支えた。
…何だかニノの身体からふんわり甘い匂いがする。
今日でニノは16歳。
…嫌な予感がする。
いやでも、、ありえない。
智「松潤っ!!」
ニノを保健室に連れて行こうとしたとき、教室のドアが勢いよく開き、大野さんが入ってきた。
「大野さんっ!ニノが、、、」
大野さんが眉を顰めてニノに触れる。
智「すっげえ匂い、、、、やっぱりニノだったか、、」
「やっぱりって、、、っまさか!」
俺の考えていることを見透かすように大野さんが頷いた。
智「とりあえずここは危険だから、屋上に行こう。」
「うん、、」
不安な顔つきの俺を宥めるように大野さんが俺の肩に手を置いた。
智「相葉ちゃんと翔くんも呼んでくるから、先に行って待ってて。」
「分かった。」
まさか、、ニノが、、、?
…2人目のsnow flakeになるなんて。