第1章 あれ、ここドコ?
「え、ここは…学校?」
それにしたって、見たことない名前の高校で、私はなぜか制服を着ていた…
「おいおい、ちょっとまてまてまてまて…ええ?ちょいまち…?」
思考が追いつかないぞ…?
私高校生じゃないし、社会人なのに、こんな服装で…?え?
冷静にやばくね…?
とか思ってなぜか自身が着ている制服のスカートのポッケに入っていたスマホ(スマホだけは前持っていたものが入っていた)のカメラモードで自分の顔をみた。
「うえええええええ!?!?!?ええ!?」
そこには超絶美人が写っていたから。
黒髪のショートは前の自分とは違いサラサラの天使の輪っかがついていて、キューティクルがすごい…
顔も色白で唇は小さくうるうるだ…
目なんてぱっちり二重でまつ毛ばさばさすぎじゃね?…え?こんなん誰でも落とせるんじゃね?
モテモテじゃね?とか思いつつ…
「やべーな…」
その言葉しか出ないつぐみであった。
「で、結局ここどこおおおおおお!?」
「誰か??!!」
「おちつこう、おおお、おちつこう…」
とそわそわしていたのだった。
虎杖「なあ、アンタなにしてるの?…って、え!!めっちゃ美人じゃん!あんまみたことない顔だから転校生だよな?何年生?名前は?
あ!!上履きの色一緒だから…一年生…?だよな?」
「あ!そうそう、たぶん、一年生!名前は…雨宮つぐみいや〜その迷子?になっちゃったんで、案内してもらえると助かります…?」
虎杖「俺は虎杖悠仁!!!!(たぶん?)あー…俺今から心霊現象研究会いくんだけど一緒に来る??」
「え、それなに…?」
虎杖「部活?的な…?まあ、来てよ!!!」
「…」
ガララッ
虎杖「先輩おつかれさまです〜!」
先輩方「おお〜まっていたぞ!虎杖!!…と誰?」
「あ、雨宮つぐみです。虎杖くんに誘われて…来ました。ってなにをやろうとしてるんですか!?」
佐々木「いや〜今からこっくりさんしようと思ってて!ちょうど良かった!私は佐々木。そっちの坊主頭が井口。2人とも二年生!」
「こっくりさんとかしたことない!…です!楽しそう!!」
佐々木「じゃあ、諸君座ってもらって…」
そこら辺においてあった椅子を並べ、一つの机を囲むように私たちは座った。