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【呪術廻戦】廻る縁
第11章 京都っていいよね
伊地知side
もうすっかり通り慣れてしまった時計をくぐり、零さんの居る京都霊園へ行く。
これは酷い。と正直他人事の様に考えている自分が居た。
血まみれの身体に、呪力は全く巡っていなく、呼吸をギリギリしている状態だったのだ。
あの、特級の零さんがだ。
余りにも現実味が無かった。
それでも、今度は血まみれの零さんを抱えて時計をくぐった。
着いた先はまぁご丁寧に家入医師の居る医務室前。
とても驚いている家入医師に零さんを預けて、私は足早にその場を去っていった。
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