第10章 新たな一年
虎杖「でもさぁー、一年がたった4人って少な過ぎねぇ?」
『?京都は一年1人なんじゃなかったっけ?新田君とか言う…』
虎杖「少っな?!」
伏黒「じゃあオマエ今まで呪いが見えるなんて奴会ったことあるか?」
虎杖「……伏黒と零以外ねぇな」
『それだけ少ない…珍しいって感じなんだよ、呪術師は』
虎杖「っていうか俺が4人目って言ってなかった?」
『入学は随分前から決まってたみたいだけど…ド田舎にでも住んでて東京までの新幹線のチケット取れなかったんじゃねえの?』
虎&伏「その説当たってそう」
五条「おまたせー!おっ、悠仁制服間に合ったんだね」
虎杖「おうっ、ピッタシ!でも伏黒と微妙に違ぇんだな。パーカーついてるし」
五条「制服は希望があれば色々いじって貰えるからね」
虎杖「え、俺そんな希望出してねぇけど」
五条「そりゃ僕が勝手にカスタム頼んだもん」
虎杖「……まあいっか、気に入ってるし。
じゃあ零のもカスタム?」
五条「そうそう。今日はロングスカートだけどいつもはミニスカに網だよね」
『だってロング動きにくいし。ミニスカに網タイツって結構動きやすいよ?』
虎杖「ふーん…」
伏黒「それよりなんで原宿集合なんですか?」
五条「本人がここがいいって」
虎杖「アレ食いたい!!ポップコーン!!」
『え、じゃあ悠仁、僕の分のクレープ買って来てよ。苺とチョコ入ってるやつ』
虎杖「おっけー」
五条「思いっきりパシってんね」
モブスカマン「ちょつんといいですかー」
モブスカマン「自分こういう者ですけどお姉さんモデルの仕事とか興味ない?」
モブ姉「急いでるんで…」
モブスカマン「話だけでもぉ~」
「ちょっとアンタ。私は?」
モブスカマン「(ワタシは!??)」
「モデルよモデル。私はどうだって聞いてんの」
虎杖「ほい零。
俺達今からアレに話しかけんの?ちょっと恥ずかしいな」
『オマエの方が恥ずかしいわ。僕の周りに普通の奴が恵しか居ない』
五条「おーい、コッチコッチ」
「釘崎野薔薇。喜べ男子共。美少女よ」
伏黒「(ウザ…)」
『(俺こう言うタイプ嫌いだわ)』