第10章 新たな一年
『はぁ~、真希先輩に会いたい~。
そう言えば真依達元気かな?』
真依、桃、霞達に最近会ってないな、と思いながら歩いていたら、
ドン!
またパンダ先輩にぶつかった。
パンダ「あー、すまんすまん。
ってまた?」
『なんでこうもパンダ先輩との遭遇率高いんだか。
じゃあ俺、恵探してるんでまた』
パンダ「嗚呼?」
恵どこだろ?男子寮の方か。
『コンコンー失礼しまーす恵はー』
伏黒「?なんだ宵宮か」
『何その薄いリアクション。やっぱ二人共驚かすの止めよう』
伏黒「え?」
『あー、ほらほら騒がしい奴らが来たよ、五条せんせーと虎杖』
虎杖「お、恵と零じゃん」
伏黒「部屋隣かよ、空室なんてほかにもあっただろ」
五条「だって賑やかな方がいいでしょ?」
伏黒「授業と任務で充分です」
五条「まっ!!いいっしょ!!」
『良くないって顔してますよ、恵』
五条「そんなことは置いといて明日はお出かけだよ!
4人目の一年生を迎えに行きます」
?「盛岡までで既に4時間…ようやくあのクソ田舎ともおさらばね。午後には東京かあ。スカウトされたらどうしよう」
呪術高専 一年 釘崎野薔薇