第38章 利休の匣〜2026信長誕生祭〜
ーぐちゅっ…じゅぶっ…
指を深く埋め、ナカの蜜を掻き出すようにして動かすと、朱里が腰を震わせる。
「っ、ぁあ……!」
奥へと深く入るたびに、朱里の喉から甘い声が零れる。
布の裂け目からナカに指を埋めたまま、布地の上からは花芯を強めに押し潰す。ねっとりとした蜜が指先に絡み付いて、布地には濃いシミが広がっていく。
「やっ…信長さまっ…」
羞恥に頬を淡く染めた朱里が身を捩ると、上の薄絹の裾がふわりと乱れる。白い肌は熱に染まり、薄絹の下で豊かな胸が苦しげに上下していた。乱れた裾から覗く肌がぼんやりと行燈の灯りに照らされるのが、何とも艶めかしかった。
豪奢で煌びやかな着物を纏う姿も美しいが、異国の儚げな薄絹は朱里の色白の肌に良く映えていた。
「女を最も美しく見せる衣か…利休の奴め、上手く言ったものだ」
「……え?」
小さく呟いた信長の言葉を聞き取れず、荒く乱れた息のまま小首を傾げる。
「信長さま…?」
「美しい、と言ったのだ。今宵の貴様は格別に美しい」
熱の籠った目で真っ直ぐに見つめられて、胸の奥が震える。
指を抜き差しする速度が少しだけ増す。ぐちゅぐちゅっ、という淫猥な水音が静かな部屋に響き、朱里は羞恥に肩を震わせた。
「やっ……音、っぁ……」
「気にするな。そのまま感じていろ」
信長は指を抜き差ししながら、布の縁を押し上げて熟れた花芯へ直接指を押し当てる。くりっ、くりっ、と円を描くように擦れば、朱里の身体がびくりと跳ねた。
「あっ……ぁ、そこ……やっ…」
ぷっくりと膨らんだ花芯を確かめるように、意地悪に何度も擦られて、朱里は堪え切れず信長の寝衣の袖をぎゅっと掴む。
「の、信長さま…それ、だめ、っ……」
「良い、の間違いだろう?こんなに震わせて…愛らしいな」
甘やかすように言いながらも、指の動きは意地悪で、ねっとりと執拗に何度も擦り上げられる。
「貴様の蕩けた顔を見ていると、もっと啼かせたくなる」
耳元へ落とされた甘くも弑虐的な声に、朱里の背筋がぞくりと震えた。
信長は濡れた指を引き抜くと、そのまま朱里の顎を持ち上げる。
熱を孕んだ眼差しに射抜かれて朱里は蕩けるように瞳を潤ませた。
ゆっくりと重ねられた唇は、呼吸を奪うほど深い口付けに変わる。
「んんっ…っ、ふっ…あ、うっ…」
「朱里、もっと俺を楽しませろ」
