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⚔️鬼殺の道標~鬼滅の刃~

第15章 拾肆 止まない音







「!」

それに気づいた時、既には俺の背中の刀を取り

背後の鬼の腕を斬っていた

「ギャウッ!!」

後ろにのけ反る鬼





何故だ、何故気付かなかった??





俺の思考は覚束無かった

は、羽織に隠していた自身の刀を抜く

雪の呼吸 壱ノ型 雪紐





鬼は消滅していった

巧みに気配を消し、人の思考を鈍らせる血鬼術のようだった

だが、私達の掛かる振りも解らないような弱い鬼だ

これからもっと多くの人を喰らっていたら、十二鬼月になっていたかもしれない





早くに出会えて良かった…

そう思い天元を見ると目を丸くして呆然としていた





『天元?』

ハッと我に帰る

俺は…血鬼術に掛かったのか?それとも…




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