• テキストサイズ

⚔️鬼殺の道標~鬼滅の刃~

第15章 拾肆 止まない音






木々が枯れ、雪がちらついて来た頃

私は産屋敷家の一室にいた

「久し振りだね。息災だったかな」

『はい。お館様も御壮健で何よりです』

「ありがとう、今回は天元が行っている任務の手助けをしてもらいたいんだ」

『…と、言いますと?』





話によると、ある街に夜道を歩いていると人が消えていくという

それも恋仲同士や夫婦といった男女にのみ限定される

だとしても…

『何故私なのでしょうか…?』

十二鬼月でもなければ、大きな被害を受けている報告があるわけではない

他の女隊士でも良かったんじゃないか?

「実は天元がの名を上げていてね…」

『っ…』

そうか、お館様からの言い付けなら私が断れないの知っていて…

「行って貰えるかい?」

『…御意』

渋々了承した




/ 163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp