• テキストサイズ

⚔️鬼殺の道標~鬼滅の刃~

第12章 拾壱 独占※







その後一緒に鍛練を行った

育手が同じ為、鍛練もほとんど同じ内容だ

打ち合いをした際、の負けず嫌いが発動してしまい

義勇の木刀は真っ二つになった

「?」

『あ…』

お互い固まり、沈黙が続く

「…底知れないな」

『…ごめん』





義勇が瞑想している間、朝餉を作った

今回は持ち合わせが無かったので作れなかったが、義勇は鮭大根が好きなようだ

朝餉を嬉しそうに食べてくれる姿を見て思わず笑みが溢れた

やっぱり誰かと食べると楽しいな…





ドシャーーーーー

『え?』

任務の準備中、外で何かが落ちる音がした

慌てて音の方へ向かうと寛三郎が倒れていた

義勇の腕に着地出来ず、地面に落ちていったらしい

寛三郎と一緒に白音もやってきた

「ニ…ニンムダギユウ…」

「違う、そっちはだ」

「こいつ大丈夫かヨ」

『天然なんだね』

「…お前がナ」

任務が入ったようで、義勇はすぐ身支度をした

別れ際に思い出したかのように抱き締められた

『気を付けて』

「互いにな」





名残惜しそうに離れると、それぞれの任務へ向かった




/ 163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp