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⚔️鬼殺の道標~鬼滅の刃~

第12章 拾壱 独占※







透き通る世界は、行為中でも関係無く見えていた

義勇のそれは我慢の限界だった

なのに私に声をかけ、心配してくれる

そんな余裕何処にも無い筈なのに…

この人はどこまで優しいのだろうか

すると、私の中にある独占欲が顔を出す

私以外に、こんな顔をしてほしくない

こんな風に触れてほしくない

快感に溺れる顔を見せてほしい

『来て、義勇』





次第に痛みは快感に変わり、突き上げる度押し寄せる快感に身を預けた





「っ、はぁ…」





何度も名前を呼ばれ、返答する余裕も快感に溺れる義勇の顔を見る暇もなかった

義勇が旋律を止めた頃、私は意識を手放した




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