第12章 拾壱 独占※
この快感に頭が追い付かない
義勇の触れる全てに反応してしまうのだ
私の中の何かが弾けそうになる直前、義勇の指は行為を止めた
『あっ、はぁ、はぁ…』
やっとまともに息が出来た
この好機を逃さまいと心を落ち着かせた
義勇はベルトを外し反り立つ自身を膣口に当てがった
「…優しくする」
私の頭を割れ物を扱うように撫でた
指で達して欲しくなかった
俺自身で達してほしい、そんな己の欲深さに吐き気がした
『んっ…』
「、力を抜け…」
解したとは言え初めての行為
辛そうなに申し訳なくなり、時間を掛けて慎重に射れる
「っ…すまない。大丈夫か……!」
涙を流すは微笑んでいた
俺は目を見開き息を飲んだ
頭を優しく撫でられた
『痛くないよ…来て、義勇』
「っ…」
その時俺の理性が飛んだ