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⚔️鬼殺の道標~鬼滅の刃~

第10章 玖 柱稽古







須磨さん、まきをさん、雛鶴さん

三人の作る料理はどれも美味しかった

そして皆三様に美人で否の打ち所がないときた

天元にこんな奥さんがいるなんて…私は愕然とした

と思いつつも口の中に食べ物を放り込み続ける

他人が作る料理を頂くのは鱗滝さんぶりだ

「さんってお綺麗よね、それでいて強いだなんて羨ましい///」

「こら須磨!天元様の前で強いとか言わないの!」

「まきを、あなたこそ失礼よ。さん、お味はどうかしら?」

『はひ、ほひひーへふ』

「きったねーな!飲み込んでから話せっての」

『ゴクッ、美味しすぎるから仕方ない…』

「理由になってねーよ。ほら、これもやるから食え」

『ふふふ、幸せ…』

「お前が嫁に来たら俺も幸せになるんだけどな」

「「「え?!」」」

三人の圧が凄かった

私は変な汗が出た

『いや…無理』

「即答かよ」

『せめて空気を察し』

「「「私たちは大歓迎ですけどね!!」」」

「だろぉ?こいつ中々しぶとくてなー」

『…』




(こらこら、あんまり急いで食べると喉に詰まるよ)

(ははは!姉さん頬っぺぱんぱん!)

(今日はの好きな親子丼だから仕方ないわよ、おかわりあるからね)





ふと家族との想い出が甦った

すごく楽しかったな…

私は久し振りの賑やかな食卓を存分に楽しんだ




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