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⚔️鬼殺の道標~鬼滅の刃~

第10章 玖 柱稽古







「ほんと、お前には派手に驚かされるな」

『それって褒めてる?』

「当たり前だろ、本当に下弦の鬼で死にかけたのか?」

『私は弱くない…』

「もう言わねーよ、悪かったな」

するとは初めて屈託の無い笑顔を見せた





『宇随さんありがとう。お陰で自信を取り戻せた』

「…天元って呼べ」

『え?』

「これからは天元って呼べって言ってんだ!」

『て、天元。ありがとう』

「…お安いご用だ」

そう言うと天元は私の頭を撫でた

「やっぱ嫁に来ないか?」

『…』

こんな所でも構わず言う天元に呆れていると顔が横に来た





「無言は肯定で良いんだな?」





そう耳元で囁かれた

いつものふざけた天元とは思えない程妖艶な声色だった





『っ///……行かない、行きません』

こんなんで赤くなるあたりこいつは生娘だろうな…

からかいがいがあるってもんだ

「お前がその気じゃなくても俺はド派手に大歓迎するぜ」

『もう、帰る…』

「待てよ、せっかく来たんだ、嫁達の飯食ってけよ」

『えっいいの?』

「もちろんだ、派手に旨いぞ」

『じゃあお言葉に甘えて』





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