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⚔️鬼殺の道標~鬼滅の刃~

第10章 玖 柱稽古







「おいおい…まじかよ」

庭の真ん中に穴が開いた、こいつは竹刀どころか俺も折るつもりか

こいつは無駄な動きが一切無い

静と動が派手に極められている

だからこの身体でここ迄の力を出せるのか

あまり長くやってると竹刀を折られるな…

こっちもやられっぱなしじゃ意味ねぇしな





身体に注視すると肺が大きくなった…来る

肆ノ型 響斬無間

連撃を筋肉の動きを見ながら避けつつ、いなしていった

「ほら!このままじゃお前の竹刀が先に折れるぞ!」

その通りだった。透き通る世界は動きが遅く見えるが、一撃一撃の攻撃が重い

竹刀の耐久性を減らしていった

だが私は剣道道場の娘

誰よりも竹刀を握り続け汗を流し、血を滲ませながら鍛錬を行って来た

私は弱くない

誰よりも強くなければ成らない

じゃないと、鬼はこの世から消えない

後ろに下がり間合いを取ると目を見開き地面を蹴った




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