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⚔️鬼殺の道標~鬼滅の刃~

第2章 壱 夢の中で







人の身体の中 血液の流れ 筋肉 骨 臓器

そして異常がある部位

にはそれが見えていた

人と見えるものが違うと分かったのは六歳の頃

『お母さん、お腹変だよ?』

泣きながらそう言う娘を不思議に思い

病院に連れていったが何も異常は無かった

娘に替わり母親が病院へ行けば妊娠が発覚した

元柱として信じたくはなかったが

透き通る世界というものが娘には見えるようだった





「お母さん、大丈夫??」

「ありがとう勇紀、でも寒さで少し頭が痛むだけよ、すぐ治るわ」

「…私も手伝おう」

「ありがとう、お父さん」





の元へ行く

『はい、これ持っていって』

「すまないな、」

『ううん、こう言うことにしか使えないから』

その目はどこか遠くを見ていた





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