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⚔️鬼殺の道標~鬼滅の刃~

第19章 拾捌 お祝い







鬼の禰豆子を生かしたあの日

私と義勇の誕生日が近いことを知った

何か贈り物を考えたが、冬は夜の時間も長く忙しい

義勇の好きな物は鮭大根しか…

『あ…』

(また作ってくれないか)

ふとあの時言われた約束を思い出した

そして任務終了後

見廻り迄の僅かな時間を使って義勇の屋敷へ訪れていた





『美味しかった?』

頷き此方を見ると相変わらずのご飯粒まみれだ





『…また付いてる』

そう言って此方に近付いてくる

自分でやれば良い話

だがいつもが居れば必ず拭いてくれる

俺はそれに甘えていた

その心地よさに目を閉じる




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