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夢見る乙女の鎖

第2章 第一章


断ろうとしたが

脳内でちっこい私が現れた
【流石に人の家に入っといて風呂に入らず
ベッド使わせてもらってるの失礼過ぎない?】と


「…あ、つ、使わせて頂きます
ありがとうございます」



「うん、タオルあるから後でパジャマ代わりのも置いとくね」



やばいこの人優し過ぎる、
涙腺が弱い私にとってこれ以上の親切を受けると

浄化されてしまうかもしれない

なんて考えつつも「ありがとうございます」と一言伝えると
案内されたお風呂場に向かう。



シャワーを出し頭から一気にお湯が流れてるく感覚
その感覚のおかげが頭がどんどん冴えていく


「…あったかい」


早く出なきゃ、長風呂してガス代の負担になりたくない
しかも上司の家っ!


きゅっきゅっと捻りシャワーを止め
ドアを開ける、ざっと5分しか入ってないけど

しっかり洗ったし…大丈夫、頭は後日洗う!

しかし運が悪く
ドアを開けたと同時にもうひとつのドアが開いた


「え」


「あ」



お母さん私、少女漫画みたいな展開

きたよ



「えっっっと、あ、有馬特等

あ!、ふ、ふく!服ありがとうございますっ
ご、ごめんなさいお見苦しい姿を」



「いや、大丈夫俺の方こそごめん
服ここに」


有馬特等は固まったまま動かなくなった

「あ、有馬特等?」


「……タオル、ちゃんと身体にあてた方が、いい」


「…ほんっとにすみません
見えてましたか、いや、ほんと、ううぅ」



恥ずかし過ぎる
いっそここに穴を掘って埋まりたい

タオルを身体にきゅっと閉め顔を両手で覆う


「流石に仕事先の上司だからって油断してない?」


「そ!そんな事は!
ごめんなさい!本当にごめんなさい!」


とゆうか早く出て行ってほしいですっ!!!


「また謝るんだ」


血の気が引き下げていた頭を勢いよくあげると
鼻先がぶつかるのではと思う程に有馬特等の顔が近くにまできていた

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