第2章 第一章
なるほど、私は全然気づかなかったけど
「いえ、実は私もこの後呑みに行こうと思ってたので
御一緒していいのなら」
微笑を浮かべ応える
一人で飲むよりかはマシ
後はこの人達と気が合うかどうかね、と内心怯みがちになる
「本当!?良かった〜
それじゃあ先に居酒屋で待っててくれるかな、直ぐに2人連れて行くから」
私と相当飲めるのが嬉しかったのか
効果音を付けるなら目がキラキラしていた。
いや、自意識過剰か私
「わかりました、お待ちしてますね」
「それじゃ、また後で」宇井特等はそう言うと私に背を見せ
歩き出した
今日はあまり飲まないようにしないと
酔った時の記憶は殆どなかったりするから
なにか粗相をしでかしたらいけないし
肝に銘じ私も歩き出す
佐々木君って、有馬特等が可愛がってるって言うあの
佐々木琲世上等かしら
1度しか見たこと無かったけど、あれは確かに年上受けする顔よね
少し心をウキウキとさせながら目的の居酒屋へ着く
店員さんにあと3人来ますと告げ、席へ座る
すると遅れて3人の男性が入ってきた
(な、なんだろ…緊張してきた)
そもそも1人飲みが多くて、誰かと飲むなんて
いつぶり?!
へ、平常心よ平常心…
「宇井特等、こちらです」
「あ!ごめんね遅れて、えっと…私そっち座ろうか」
有馬特等と佐々木上等に気を使ったのか
宇井特等は私の隣に座った
まぁそりゃそうだよね
「初めまして!佐々木琲世上等捜査官です。」
「篠原三等捜査官です、情報保管課に務めてます
よろしくお願いします」
これがワンコ系男子かな…
もう既に耳としっぽが見える、なんて目を細めながら佐々木上等を見る
そして佐々木上等の隣に居る有馬特等が首を少し傾げながら
「…俺も名乗った方がいい?」と言ってきた
「大丈夫ですよ、だって有名人ですからね」
The営業スマイルを浮かべそう応える
(わざわざあの有馬特等に名乗って貰うなんて…無理)
私は結構ビビりな性格のせいか下手に出れない部分がある