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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第18章 絶対君主には成れずとも$ 中巻


俺は……

気付かないフリをしようとしていた。

俺には寄り添ってくれる那岐が居る。



でも、朔には……?



俺以外の知り合いも居ない朔が、誰かを頼りに出来るのだろうか。


彼女の味方になれるのは、俺以外に、居るのだろうか。



「戦いの最中に考え事ですか?ナメられたものですね!」



ガキィンっ!


けたたましい音を鳴らしながら、鍔(つば)競り合いをする。


朔は刀に近い構造の剣で鍔がある。

が、相手の手にある擬煌珠(フィロ)は人工的に造られたレイピアを模した細剣で、鍔と言うよりは取っ手の着け根と言うのが正しいのか。


火花を散らしながら、攻守を牽制し合っていると、騒ぎを聞き付けた警官隊がやって来た。



警官隊に顔を見られるのは不味い。

が、どうやら相手も都合が悪いらしい。



チッ。



舌打ちと共にノアズアークの一団は紫煌楼から退きあげて行った。

かくいう俺も手短に女将に事情を説明し、話しを合わせてもらって事なきを得たのだ。


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