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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第18章 絶対君主には成れずとも$ 中巻


「建国の名器、それが彼女の一族なのですよ」

「それは理解したが、それになんの意味がある」

「彼女たちは商品だ。とてつもなく高価で高潔な!まさに秘宝……」

「無粋な…」



冨岡の中に怒りがこみ上げる。

朔が商品?



確かに朔との出会いは武器屋だったが、彼女は特殊な布で封印されていた。

だが、彼女に会って腐っていた俺の心は和らいだ。

剣が本体であるとはいえ、彼女は人と同じ心があり、喜びもすれば悲しみもする。



彼女はただのモノではない。

彼女は俺たち人と同じ……



「義勇様、来ます!」

「「満ち染まん 潮の流れに 揺蕩うは…」」



今はまだ、ちぐはぐだ。


俺は朔の事を知らない。

いや、知ろうとしなかった……


彼女は打ち明けようとしていたのかもしれないのに……


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