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【銀の匙】嬉し恥ずかし体育祭【逆ハー】

第3章 当日 常盤編


「いい天気だけど……はぁ」
 とうとうやってきた体育祭当日。快晴なんだけどこういう行事は苦手だからすごく緊張する。
「大丈夫か」
「う、うん。私走るの苦手だからさぁ」
 今は開会式の真っ最中、整列しながらため息をつくと隣にいた八軒くんが心配そうに声をかけてくれた。
「あ~わかる。俺も気が重いな。しかもまた騎馬戦の騎手だぜ」
「怪我はしないようにね」
 蝦夷農の騎馬戦が一般的な騎馬戦と違うのは蝦夷工戦でよくわかってる。
 女子はやらなくていいけど、男子は大変だよなぁ。
「も気をつけろよ」
「うん……」
 お互いの無事を祈りつつ、ため息とともに開会式は終わった。
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