• テキストサイズ

白銀の花に輝きを

第3章 真っ白な少女と烏たちの出会い






黒子テツヤside

何度白銀さんに電話をかけても繋がらない。最終手段、赤司くんと桃井さんに手伝ってもらいましょうか。…いや、赤司くんはダメだ。桃井さんだけにしよう。

prrrrrrr〜prrrrr(ピッ

「テツくーん!久しぶりー!どうしたの?」

「桃井さん。白銀さんの居場所と連絡先、知ってますか?」

「…それがね、何も出てこないの。本当に、どこ行っちゃったんだろね。」

白銀さんが突然姿を消したのは僕らが全中3連覇を成し遂げたその日だった。

「…そうですか。分かり次第連絡もらえますか?僕も何度か連絡してみます。」

「もちろんだよ!絶対見つけるからね!」
桃井さんはそう言うと電話を切った。

「…どこにいるんですか。早く会いたいです、アルメリアさん。」

貴女は僕の、僕たちの花だから。





/ 14ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp