第3章 HBD 愛すべきツインズ《番外編》
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なんとか練習を終えた後、体育館端で落ち込んでいると主将からお声が掛かる。
「侑、ちょっと来い」
「っ、ハイ!」
ああ、もうこれ絶対どやされるやつやん。
今日ほんま散々な一日や……
またじわっと滲んできたものを、首に掛けたタオルで拭きとる。
部室の前に着いたところで、北さんが振り返る。
「先に入り」
「? はい」
不思議に思いながらも、言われた通りドアを開けると
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パァンッッ!!!!!
『ハッピーバースデー、侑!!』