第2章 次なるミゼラブル《角名倫太郎》
穂花の足腰が立たなくなるまで虐めた頃、そろそろ俺自身にも限界がきていた。
『ぁあ、んっ……あ、ッ…!』
「くっ………、俺ももう…」
ガツガツと突き上げれば、倉庫に響く粘着質な音が速くなる。
限界が近くなった俺は、硬度を増した漲りを最奥目掛けて打ち付けた。
『んぁぁああ、ッッ!』
先に絶頂を迎えた穂花のナカが激しく収縮する。
精を搾り取ろうとする膣の動きに抗い、既のところで自身を引き抜いた。
「穂花、こっち向いて」
そのままマネージャーの顔の方へ近づいた。
首を持ち上げてこちらへ傾いた穂花の顔目掛けて、灼熱の液体を発射する。
『んぅ…!……はぁ……はぁ、っ………』
驚いたのか咄嗟に目を瞑ったが、もう抗議の声をあげる気力も残っていないようだった。
ぐったりと肩で息をしている穂花の目は、ぼんやりとして何処を見つめているのかわからない。
頬にきらりと煌るものが幾筋か伝っていた。