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〈HQ〉いいなりマネージャー【稲荷崎/R18】

第2章 次なるミゼラブル《角名倫太郎》






わきあがる笑みを抑えることもせず、指を増やす。



下の口からあがる粘着音もだんだん大きくなってきた。





もうすぐ達しそうだ、そう感じたところで指の動きを止める。




『………え、?』





突然与えられていた刺激が止んで、困惑している穂花の顔。


その顔が可笑しくて、内心で笑ってしまう。






「俺にどうしてほしい?」




『…え?』




そういって指の動きを再開する。


隘路を往復していると、ある一点を掠ったときに穂花が一際甘い嬌声をあげた。




『あぁ、んッ!』


「ここがイイんだ」





弱い部分を発見して、そこを重点的に責め立てる。




『あ、っ……もう、ッ……!』



絶頂が近くなったのを察して、また指の動きを止める。






『な…んで、……?』




散々焦らされてポロポロと涙を零す穂花。







「言ったじゃん。

 どうしてほしいか、ちゃんと言葉にしてくれなきゃわかんないんだけど」











ああ、コイツを虐めるの最高に愉しいな。



















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