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闇・色

第5章 サキの術・暗部時代


かかしサイド 続き

それから俺は担当上忍となった。

俺は誰がなんと言おうと妥協は許さなかった。
俺と同じ思いや悲劇を、これからの世代にさせるわけにはいかない。

正直、時々自分のやっている方法が合っているのかと悩むこともあった。
でもそのたびにサキから言われた言葉を思い出し、みんなの思いを胸に、心を鬼にした。


そんな中、3回目にして俺の試験を合格をした第7班のメンバーたちと共にこの忍び世界を歩むこととなる。

ナルト、サスケ、そしてサクラだ。

俺には守るものが増えた。



サキとは、どういうわけかあれから会っていない。
いや、会えなかったといったほうが正しいか。

俺はもう暗部を引退していたし、同じ里で忍び同士なら出会ってもいいのに…
俺は、サキのことを知らなさすぎる。
アパートもいってみたが、すでに別の人が住んでいた。

会いたい…素直にそう思う。
俺の心はまるで失くしモノをした子供のように、がっかりとしている。
ま、俺も一応大人なんだし、あれこれぼんやりしてたらあの3人がうるさいから隠してはいるものの。



でも、期待もかなわずまた時だけが足早に経過した____

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