第4章 軍議
「…小娘何かまだ隠しているな」
来実の顔色を瞬時に読み取り
光秀が尋ねる
「他に誰かいたのか?」
(佐助君ごめん!)
「…はい
信玄と謙信って呼び合ってました」
「なんだと!!」
驚く武将達
ニヤリと笑う信長
「何をしていたか分かるか?」
「詳しくは分からないです…
でも様子見?だけだったと思います」
「成程…光秀後で春日山城に
斥候を送って確かめて来い」
「はっ」
「真逆あの二人が生きているとはな…」
「何嬉しそうにしてるんですか…」
「最近骨のあるやつがいなくて
退屈してたんだ
お手柄だな来実」
「まぁ悪い報告でしかないけど
情報は貴重たがらね」
「来実褒美をやろう
俺を助けた事、首謀者と亡霊の
情報…矢張り貴様は
幸運を運ぶ女だな」