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戦国怪奇譚
第2章 森
「っ!崖?」
「そうだ
あのままじゃお前落ちてたぞ」
「ごめんなさいぼーっとしてて…
ありがとうございます」
横に体をどかして男の手を取る
「…っ!別にいい…礼なんて」
ふいっと目をそらされる
「迷惑ついでに道教えて
くれませんか?」
「はぁ?迷ったのか?」
「はい…」
「なんだ〜?幸
慌てて飛び出したかと思ったら
可愛い女のコ引っ掛けて…」
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