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戦国怪奇譚
第1章 出逢い
「来実ついてこい」
「え?わっっ」
手首を掴まれ有無を言わさず
天幕のようなところに
連れて行かれた
(人がいっぱい…)
そこには同じ武装した人が
来実を見ていた
「恐れながら信長様…
そちらの女子は一体…?」
「俺を助けた娘だ
名は来実という」
「信長様を!?
なんの目的だ!」
刀の柄を掴み睨まれる
(えぇー!?)
「やめろ秀吉」
(今度は豊臣秀吉!?)
「ですがっ」
「相変わらず気の短い男だな
秀吉」
「光秀!!お前なんでここにいる!」
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