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戦国怪奇譚

第13章 戦


「来実ついたぞ」
「ありがとうございました」
光秀は来実をゆっくり降ろした

「これから戦の作戦について
 軍議をするが…ついて来るか?」
「行きたいです」
(蘭丸君を見てないと)

みんなが集まる天幕へと入る
「来実様!
 光秀様に意地悪されてない?」
「うん、されてないよ」
(寧ろ励ましてもらっちゃった)
「ほんとに?」
「…蘭丸君光秀さんに何か
 恨みでもあるの?」
(他の人にはそんなこと言わないのに)
「そんなことないよ?
 ただ何考えてるか分かんないし
 意地悪だから苦手なだけ」
「そっか…
 私は君が分からないけど」
小声でつぶやくと
「どういう意味?」
(そっか忍者だから耳がいいんだ)
「…何でもない」
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