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戦国怪奇譚

第13章 戦


「…え?」
「お前がこの時代の
 人間じゃないことは
 武将たちは知ってる
 それでもこの時代に
 居場所を作ろうと
 ひたむきに頑張る姿を見て
 俺も皆も救われたんだ」
(嘘ではない本心だ)
「例えお前が弱いと思っていても
 俺はそうは思わん
 俺はお前を見届ける
 …ずっと」
来実の目は少し潤んでいた
「光秀さん…
 ありがとうございます
 ほらね矢っ張り優しいですよ
 貴方は」
(言っただろうお前だけだと)

 
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