• テキストサイズ

戦国怪奇譚

第8章 菊の花


「…秀吉
 来実はどうだった」
「はい
 子供のようにはしゃいで
 おりました」
思い出したように笑って報告する
「…ならいい」
「ですが
 申し訳ありません信長様!
 この秀吉来実を1人にしてしまいました」
「…何?」
あどけない顔が一瞬で険しくなる
「はぐれた先で怪しい男に
 絡まれたところを助けた
 佐助と言う男と茶屋にいたところを
 発見しました」
「男が二人…か」
「つけようかと思いましたが
 来実は友達になったと
 行っておりました故…」
「まぁ良い城下に行くときは
 誰かしらつけることにする
 一人にさせるなよ来実を」
「…はっ!」
(来実が来てから信長様を含め
 城の雰囲気が変わった…
 これは来実の力なのか?)
その後少しばかり酒を交わして
天守を後にした
/ 371ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp