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戦国怪奇譚

第7章 城下町


「分かりました!
 じゃあ秀吉さんも
 私が居なくなったら
 真っ直ぐ城に帰ってきて下さい」
「ああ、分かった」
(友達なのは良いが男か…
 一応信長様に報告しておかないとな)

「随分日も傾いてきたが
 何か欲しいものあったか?
 次ははぐれることはないはずだぞ
 来実の事は皆に説明しといたから」
「そうですか!じゃあ
 女中さんたちに贈り物したいんです」
「…女中に?自分のじゃなくてか?」
「はい今日お世話になりましたし
 これからも仲良くしたいので…
 ここは是非モテモテ武将の
 秀吉さんからアドバイスが欲しいです!」
「あどばいす?」
「あ、助言という意味です」
「モテモテ武将はおいといて
 甘味なら受け取ってくれるんじゃないか?
 分けやすいしな」
「グットアイディアです!」
「ぐっど…?」
「あ…えと凄くいい提案という意味です」
(私は翻訳機欲しい…)
「なら早速買いに行くか」
「はい!」
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