第19章 グリーンの看病
寝てろと言われたものの、具合が悪いと逆になかなか寝付けず、かと言ってテレビを見る気も起きないので、溜まりに溜まってたパシオの生態調査の報告レポートを書くことにした。動けない時にこそ、作業を進めておかないと。
ソファに移動して、ノートPCでレポートを書く。けれど、頭痛とだるさで思うように捗らず、数分で手を止めてソファに寄りかかった。
時間が惜しいのに、こんな時にはろくな文章も思い浮かばない。
そのままソファに寝転んで、全身に襲う倦怠感と高熱に、気力も体力も奪われて目を閉じた。
頭が割れるように痛い。
身体は重いのに、頭の中だけがふわふわと浮いているみたいで、自分がどこにいるのかも曖昧になってきた。
ベッドまで戻ろうとソファから降りたけれど、力が入らず這いつくばる。
身体がうまく動かせない。
どうしよう。
やっぱり私ってダメだ。
言われた通り、おとなしくベッドで寝てればよかっ…た……。