• テキストサイズ

【アイナナ】一筋の光【ユキモモ】

第4章 ユキの問題


百side

夕食を食べ終えてから俺は食器洗いをするユキを見ていた

いつもより元気がないユキ

顔はいつも通りイケメンでも元気がないのは嫌だ

どうすれば元気が出るのかな…

ユキのことだから焦っているに違いない

俺がスマホでスランプの解決方法を探そうとした時だった

バリンッ

という大きな音を立てた

再びユキを見ると呆然とした顔で固まっていた

床には皿が割れて散乱していた


百「ユキ!?大丈夫!?怪我してない?」

千「え…あ………大丈夫。」


ユキが割れた皿の破片を素手で取ろうとした

俺はすぐにユキを止めた

絶対今のユキなら怪我をするに違いない

だから俺はすぐに床を掃除した


百「ユキ本当に大丈夫?疲れてるでしょ。今日はもう寝なよ。」

千「そうね…ごめん。」


あの後食器洗いとかは全部俺がやった

家事慣れしてないからユキみたいに綺麗にできなかったけどね

俺は酒を飲まずに寝室に向かった

すると寝室では眠っているユキの姿があった

だけど少しうなされている気がした


千「置いてかないで…捨てないでくれ…モモ…」


こんな弱ったユキ見てらんない

俺が捨てるわけないじゃん

ずっとユキの傍にいるって約束したじゃん

どうすればユキのスランプを解決できる?

俺にできることはなにかあるのかな…

俺はラビチャをおかりんに打った


百『ユキがスランプで今日料理を焦がしたり、皿割ったりしてて俺ができることってなんだと思う?』

岡崎『ユキくんが!?それは心配ですね…。
モモくんは傍にいて元気づけるだけでいいと思いますよ?
ユキくんはモモくんが傍にいる時の表情がいいですからね。』

百『そっか。ありがとう、おかりん!』

岡崎『心配なんで明日のユキくんの仕事様子をいつもよりもたくさん見ておきますね。』


だって今のユキ

絶対車運転したら事故するよ!?

外歩いてたら信号無視しちゃって事故する未来しかない

おかりんとラビチャした後再びユキに目線を向けた

俺はユキの頭を撫でた


百「俺がユキを苦しめてるのかな…」


俺がユキの頭を撫で続けてもユキはうなされ続けた

俺はユキの部屋に来た

作り途中である曲を勝手に聴いてしまった

俺はこの曲好きだ

ユキはこの曲にどんな思いを込めているんだろう

どんな理想を描いているんだろう
/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp