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【アイナナ】一筋の光【ユキモモ】

第1章 はじまりの感動 ⚠Re:vale過去のネタバレ含み


ある日クリスマスライブが行われることになった

俺は絶対に行きたいからチケットを必ず買った

今回もバンさんとユキさんの歌声が聴ける!

今からでも楽しみにしていた

今回、姉ちゃんは用事で居ないけど一人でいい

一人で見るのも悪くない

俺はクリスマスライブの当日にいつものように見ていた

今日もバンさんとユキさんはかっこいい!

イケメンだぁ…!

そんなことを思っているとステージの上へガラの悪そうな男たちが乗り込んできた


百「は!?」


会場は一気に静まり返ってしまった

歌っていた二人も途中でやめてその男たちを見ていた

どうやらユキさんに彼女を取られたと言ってる

その男たちが暴れようとしている


百「てめぇらなにしてんだ!!」


俺は気づいたらステージに上がっていた

一心不乱にその男たちを抑え込むのに必死だった

だってバンさんとユキさんがボコられてほしくないから

俺はただのファンだけど守りたかったんだ

男たちは30人いたらしくて病院送りになった

見ればもう会場には俺とユキさんとバンさんしかいなかった

俺は二人に急いで近づいた

なんてことをしてしまったんだ…!

他に方法はあったはずだ!


百「ステージをめちゃくちゃにして本当に…本当に…ごめんなさい!!」


俺は深々と頭を下げた

これだけで許してもらおうなんて思わない

二人のステージをめちゃくちゃにしてしまった代償は大きい

今の俺には謝罪しかできなくて悲しかった


万「俺たちは大丈夫だよ。君、怪我はなかった?」

百「はい…。本当にすみません!」

千「ステージで暴れた狂犬が頭を下げてる…」

万「しっ!」


狂犬…

俺はそう見られてたようだ

そう思われても仕方ないくらい暴れてしまったのだ

訂正してもらわなくていい


万「もし、警察とか病院にお世話になった時に俺の連絡先渡しとくよ。」

百「え!?い、いいです!!いらないです!それじゃあ俺はこの辺で!!」


もらえるわけない…!

バンさんの連絡先なんてダメだ…!

俺はバンさんとユキさんのファンなんだから。

走り去ろうとしたらバンさんに腕を掴まれて変な声をあげてしまった


万「ここに名前と連絡先書いてくれる?」

百「バンさん超イケメン…!手帳もイケメン…!」


何言ってるんだろう俺は…
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