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【アイナナ】一筋の光【ユキモモ】

第3章 はじめての問題


ユキside

今日はいつもよりも早めに仕事を終えることができた

先に帰って夕食を作ってモモの帰りを待つのもいいな

今日の夕飯はなににしようかと考えていた

その時僕の前を誰かが立ち塞がった

見知った顔に僕は少し警戒した

そう、前にモモの連絡先を教えろとしつこく言ってきたあの俳優だ

俳優の名前は確か…八幡秀明さんだったっけ…

モモのために夕飯作って待ちたいんだけど…


八幡「Re:valeのユキくん。今から話せる?」

千「悪いけど…僕はこれから忙しい。付き合えない。」

八幡「仕事ないだろ?」

千「そうね。プライベートの方に予定入ってるから早めに帰れて嬉しいんだよ。」


モモのためにたくさん料理作れるし

いつもモモは僕の作る料理を美味しいと言って食べてくれる

その度に見せる笑った顔を見るのが僕は好きな方だ

作りがいがあるし モモが可愛いからね

そう言えば八幡さんの仕事どんどん減ってるって聞いた…

おかりんから…


八幡「それなら仕方ない。また次の機会に。」

千「…あのさ。なぜモモの連絡先が知りたい?」

八幡「言えるわけねぇだろう?」

千「やましい事企んでる…?モモに手をあげたら許さないから。」


そう言って僕は睨んだ

すると八幡さんははいはい、出しませんよ旦那さんと言った

僕はそのまま帰宅をした

時間的に余裕があることに安心した

モモの好きな料理をたくさん作ってあげたい

今日はお酒も飲もうか

数時間後玄関のドアが開かれた

そしてリビングのドアも開いた


百「ただいまー!ユキー!」

千「おかえり、モモ。ご飯できてるよ。」

百「やったぁ!ユキのご飯!」

千「毎日食べてるだろ。」

百「ユキのご飯は元気もらえるんだよ!愛情を感じてモモちゃん頑張れてますぞ!」


モモは僕に向けて笑顔で可愛いポーズをしてる

それを見るだけで僕は癒されて元気になる

いつも元気をもらってるのは僕の方なんだけどな


百「手洗ってくるね!」

千「うん。」


付き合ってから結構経つけどマンネリ化は全くしてない

いつもいつもモモにはドキドキさせられる

だけど同時にモモもいろんな顔を見せてくれる

飽きるわけがない

もう時期暖かくなってくる季節だし

モモの体調にも気をつけないと

崩されたらめちゃくちゃ心配する
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