第2章 新しいステージ
断るにつれて態度が豹変してたらしい
ユキのことを呼び捨てで呼び始め
ユキ自身のことをネチネチ言い出したらしい
だけどおかりんが入ってきたり
スタッフが来た時は普通に戻っていたらしい
俺なんか狙われてる?
なんかしたっけ?
千「モモ…なにかされたら言って。」
百「当たり前だよ、ユキ。俺らはRe:valeで恋人なんだから!」
ユキがジェントルマンでよかった
ユキが怒ったらめっちゃ怖いことだって知ってる
怒ると雰囲気で伝わるぐらいだからね
俺がユキにイヤホンをつけて音楽を流した
ユキ音楽好きだから聴かせたらゆっくりできるかな
千「モモの個人曲が聴きたい…」
百「俺の?」
千「リピート再生で…」
俺は言われた通りに流した
その間に軽くつまめるものをユキに出した
それからお風呂の浴槽に湯を入れた
洗濯機を回して乾燥機で服を乾かして畳んだ
千「モモ。バスローブ乾いてる?」
百「うん。お風呂入る?」
千「うん。あとモモも一緒に…」
百「俺も?いいよ!やったぁ、ユキと初めてのお風呂だ〜」
千「そうね。」
ユキと一緒にバスタオルとバスローブを持って脱衣所に来ていた
ユキが普通にシャツを脱いでいた
なんかドキドキするな〜こういうの
そう思っているとユキはもうタオル一枚を腰に巻いて待っていた
千「モモ?」
百「え?」
千「脱がないの?」
あ…
手が止まってたようだ
俺はまだ上半身だけ脱いでいてズボンは脱いでない
ユキに見られながら脱ぐとか無理!絶対無理!
だから俺は向こう向いてて!と言った
その時の俺の顔は赤かったと思う
千「同じ性別なんだし隠すことないのに…」
百「ユキのそういうデリカシーないところなんとかならないの!?」
千「デリカシーぐらいあるよ!!」
百「ないよ!!モモちゃんショックだから!」
千「早く脱がないと脱がせるよ!」
百「それだけは勘弁…!!」
ユキが別方向向いている間に俺はタオルを腰に巻いた
そのままユキに行こ!と言ってお風呂場を開けた
いつも一人で入ってるからこういうのもいいや
でもめっちゃドキドキする
ユキってやっぱり体白くてすごい裸でもイケメン
千「モモからシャワー浴びる?」
百「ユキからでいいよ!背中流す!」
千「ありがとう。」