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【アイナナ】一筋の光【ユキモモ】

第2章 新しいステージ


俺は拳を握った

そのまま決心したようにユキを見つめ返した

ユキと視線が交じり合う

ドキドキしてユキに触れられた部分が熱い

俺はユキの首に手を回した


百「俺だって好きだよ、千斗…////」

千「っ…////」


そのままユキが顔を近づけてきた

どんどん近づいてきて鼻息が俺の顔に当たる

いつもはここで背けていたけど

今は真っ直ぐユキに向き合っていた

俺はもう少しで重なるというところでギュッと目を閉じた

するとユキが少し笑った


千「そんなに警戒しなくてもいいよ。それに痛くないから、リラックスして。」


ユキに頭を撫でられる

すると自然に俺は瞼を閉じることができた

そのままユキの唇と俺の唇が重なり合った

初めてのことだった

ファーストキスではないけど初めてのような感覚

重なった後ユキがゆっくり顔を離した


千「モモ。よくできました。」

百「ユキ…俺、ごめん…」

千「まぁあとで僕のこと信じてなかったモモにはお仕置きがあるけど。」


ユキはすごく嬉しそうだった

俺とキスできたことに嬉しかったのだろう

ユキの唇…柔らかかった

今でも俺の唇は熱を持っているかのように熱く感じた

キスってこんなにドキドキするものなんだ


千「少しずつ慣れていこう。モモ。」

百「うん!ユキ、大好き!ありがとう!」


ユキとキスできて俺も嬉しかった

でも夢のような出来事だった

ファンだった俺は決してユキに届かない存在

一般人とアイドルの境目から引き剥がされた存在だと思っていた

だけど今俺はユキの相方でもあり、恋人だ

許さない、許すの問題じゃない

俺にユキとキスすることへの勇気がなかっただけなんだ

ユキの求めることに少しは応えられたかな


千「モモ、もう一回。」


今度はゆっくりじゃなくていきなりきた

俺は驚きに声も出なくて息も忘れていた

そのまま重なられたことに俺はドキドキが増した

どんどん顔が熱くなってくのを感じる

今の俺は耳元まで真っ赤だと思う

離されてからユキに大事に抱きしめられた


千「モモ可愛い…」

百「ユキ…イケメンすぎるよ…////」


俺たちは気が済むまで抱き締め合った

元々ハグとか手を繋ぐことを長くやってたから

そっち系の方が多かった

ユキは俺の気が済むまで抱き締めてくれたのだった
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