第1章 はじまりの感動 ⚠Re:vale過去のネタバレ含み
ユキside
僕がモモと同棲し始めた頃から
僕は気づいていた
あの手紙をもらったことで僕は救われた
だけど今回またモモに救われた
モモには感謝しかなかった
だけどモモにまさか恋するなんて思ってもみなかった
最初僕は恋だと気づかなかった
だけどある日僕はおかりんに聞いてみた
恋ってなんなのかって
そしたらおかりんは言っていた
どんなときも一緒にいたくて
その人のことばかり考えてしまっていて
気づいたら目で追っていたりする
苦しくて悲しい時があったら一番に会いたい人
その人のことを考えるとドキドキしたりする
そんなことを聞かされて僕は当てはまることに気づいた
まさか僕が同性に恋するなんて思ってもみなかった
シャワーを浴びている時
モモのことが頭をチラつく
千「モモに抱きつかれたな…今日。でもいつものテンションだよね…。」
夕食の時に美味しそうに食べるモモの姿に可愛いと思ってしまった
我慢できなくなって
その顔を真っ赤にさせたい
僕で頭をいっぱいにさせて
泣いてもやめてあげないぐらいにさせたい
そう思ってしまって気づいたらモモの腕を掴んでた
その時のモモの心配そうな顔や声に我に返った
危なかった…
あのままモモに手を出していたらと考えると怖かった
千「モモのこと…好きすぎ。」
僕はシャワーを浴びながら考えていた
モモばっかり頭に残ってる
バンの時はなかったのに
モモに気持ちを伝えようか?
いや、モモならきっとドン引きする
でもモモは優しいから逆に寄り添うのか?
ダメだ…モモの優しさに甘えようとしている自分がいる
ちゃんと考えろ!
僕とモモは二人でRe:vale
相方で大事な友達なだけでそれ以上それ以下でもない
それに僕は男じゃないか!
モモだって男だし
モモが僕に恋してる確率なんて低いんだ
抑えろ…抑えろ…抑えて…
千「モモごめん…」
最低だ………
なんて惨いざまだ…
モモのことを抑えようとしたのに
モモが頭にチラついて反応してしまった
惨い…………
千「こういう時どうすればいいんだ」
僕はシャワーを浴び終えるまで考え続けていたのだった
浴び終えてバスローブを着てリビングにいった
するとモモが元気良さそうな声で
笑顔で歓迎してくれた
癒される……