第3章 一話
世の中には、アンドロイドを殺人に利用する輩も存在しているらしい...。
テヒョンが巻き込まれてしまうなんて私は思ってもいなかった...。
ユリ「テヒョン!私はお仕事行って来るから留守番お願いね?」
TH「うん!任せて!」
ユリ「後、インターホンがなっても絶対出ちゃダメだよ?テヒョンをさらいにくる悪い輩かもしれないから。」
TH「インターホンが鳴っても出ない...。了解しました!」
ユリ「なるべく定時に帰れるように努力するから。」
TH「は〜い!お仕事頑張ってね?」
ユリ「うん!行ってきます!」
TH「あ、待って!忘れ物!」
と私を引き止めたと思ったら、チュッと頬にキスをされた。
TH「行ってらっしゃいのキス、忘れてた!ひひっ♪」
ユリ「もう〜!必要ないのに!」
TH「また赤くなっちゃって...。気を付けてね?」
とバイバイと手を振って見送られた。
なんだ?この同棲感....相手はアンドロイドなのに良いのかな..?(人間の彼氏、作るべき....?)
と悩む私だった...。
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職場にて....
ユリ「ねー?彼氏作るべきだと思う?」
ヨアン「ユリの好きなようにしなよ。」
「僕で良ければ、お付き合いしますよ?カンさん。」
とヨアンと私の会話の間に入って来たのは、2つ年上の先輩、チョン・ホソクさんだ。
ユリ「先輩、お疲れ様です。」
HS「カンさんに彼氏がいないのには驚いたな。」
ユリ「いるように見えました?」
HS「カンさんは可愛いからな...。彼氏の一人か二人、いても可笑しくないかなぁって。」
ユリ「わっ私は別に可愛くなんて...💦私はただの平凡な女ですよ?」
HS「その反応が可愛いと思うけどな?仕事終わったら飲みに行かない?」
ユリ「すみません。今日は予定があるので無理です。」
HS「そっか。また今度誘うね?」
とニッコリ微笑んで立ち去った。
ヨアン「絶対チョンさん...ユリに気があるわ...。」
ユリ「え....?そんなまさか笑」
ヨアン「私の勘は当たるのよ?」
ユリ「恐ろしい...。」