• テキストサイズ

蒼き龍の逝きる意味

第7章 第7章 休養中編


名残惜しげに手を離すと、私の方へ歩み寄り
にこりと笑った。

煉獄「今日はこれでお暇させて貰おう。
俺も部屋に戻って休むとしよう。」

しのぶ「そうですか。では、お大事に。」

煉獄「嗚呼。」

それだけ交わすと、煉獄さんは私の横を通り過ぎて
部屋を出ていった。

しのぶ「(あんなに穏やかで静かな煉獄さん、
初めて見ましたね…。)」

布団に横になったまま動かない焰さんの傍に
行き、寝ていることを確認する。
まだ髪が濡れているから、枕にタオルを巻いて…と。

しのぶ「お休みなさい焰さん。
ゆっくり休んでくださいね…。」

いつもなら少し触れただけで起きる焰さんが
されるがままになっていた事に驚きながら
私はそのまま部屋を出た。
/ 204ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp