第7章 第7章 休養中編
本当は薬は飲みたくなかった。
何故なら蟲柱が作る薬はくそ程苦いからだ。
しのぶ「その粉薬は朝昼晩の食事後に
飲んでくださいね。今は昼餉後ですから
丁度いいですし、はい、どうぞ。」
水の入った湯呑みを渡される。
準備がやけに良いな…。
焰「………《粉薬を口に含み、水を流し込む》」
ゴクリッ
焰「《い"ー…と何とも言えない渋い顔をする》」
しのぶ「んふっ(笑)なんです?その顔(笑)」
焰「……苦い…。」
しのぶ「そりゃ薬ですからね。
良薬口に苦し、と言うでしょう?」
良薬口に苦しの域を越えていると思うのは俺だけか?